エジプト観光で最も人気のあるスポットといえば、世界遺産・ギザの三大ピラミッド。しかし実際に行こうとすると、
- チケットはオンラインと当日購入、どちらがおすすめ?
- Uber(配車アプリ)はどのゲートで降りれば安心?
- 客引き・ぼったくり対策は?
- 初めてでも迷わないおすすめの回り方は?
など、事前に知っておきたいポイントが意外と多くあります。
本記事では、実際の現地体験を踏まえながら、「初めての人でも安心して楽しめるピラミッド観光ガイド」を徹底解説します。
チケットの買い方から移動手段、モデルコース、注意点まで、必要な情報をわかりやすくまとめました。旅行中に困らないためのポイントを一通り押さえておきたい方は、ぜひ参考にしてください。
※ 本記事の内容は、筆者が2025年11月にギザのピラミッドを訪問した際の情報を元にまとめています。現地の状況は変更となる場合があります。
チケット料金・購入方法【オンライン/当日】
ギザのピラミッドの入場チケットは、
- ① 現地のチケットオフィスで購入
- ② オンラインで事前購入
の2種類があります。どちらの場合も クレジットカード(VISA/Mastercard)必須 です。

オンライン購入
エジプト観光省の公式サイトから購入できます。登録したメールアドレスにチケット(QRコード)が届き、そのまま入口でスキャンして入場できます。
公式サイト:https://egymonuments.com
チケットの価格
ピラミッド入場券(外国人料金)※2025年11月時点
- Giza Plateau Entrance 一般:700 EGP / 学生:350 EGP
(1EGP = 3.2円のレートで一般:約2,200円 / 学生:約1,100円)
追加チケット(外国人料金)※2025年11月時点
- クフ王ピラミッド内部
Inside the Great Pyramid (Khufu):1,500 EGP / 学生:750 EGP - メンカウラー王ピラミッド内部
Inside the Pyramid of Menkaure:280 EGP / 学生:140 EGP - メレスアンケ3世王妃の墓
Tomb of Queen Meresankh III:200 EGP / 学生:100 EGP - 労働者の墓(Labours Tombs)※5名以上のみ
700 EGP / 学生:350 EGP
どちらで買うのがいい?
チケット売り場は時間帯によって 非常に混雑 します。そのため 基本的にはオンライン購入がおすすめ です。
ただし、エジプトではクレジットカード発行会社によっては不正防止でオンライン決済が弾かれるケースもあります。決済エラーが起きた場合は、現地のチケットオフィスで購入するほうが安心かもしれません。
ピラミッドへの行き方【Uberが最も安全・簡単】

カイロ市内では Uber が利用できるため、渡航前にアプリのインストールと支払い方法を設定しておくと安心です。他にも Careem や inDrive などの配車アプリがありますが、
- クレジット決済が確実に使える
- 追加料金トラブルが少ない
という点から、観光客には Uberが最もおすすめ です。
料金の目安は以下の通りです(※時間帯・需給で変動します):
- カイロ空港 → ピラミッド: 約300-400 EGP 前後(約45分〜1時間)
- ダウンタウン → ピラミッド: 約150-250 EGP 前後(約20分〜30分)
入口はどっち?迷ったらメインエントランス(ビジターセンター)一択
ギザのピラミッドには、主に以下の2つの入口があります。
- メインエントランス(Giza Plateau Visitor Center)※推奨
- 東側エントランス(スフィンクス/KFCの近く)
以前は北側にも入口がありましたが、現在は 閉鎖中 です。
なぜメインエントランス(ビジターセンター)がおすすめ?
- セキュリティがしっかりしている
- 入場規制が比較的少ない
- Uberも基本的にここへ誘導する
- ルート的に回りやすい(パノラマ→ ピラミッド → スフィンクスの流れ)
観光ルートとしても メインエントランス → パノラマ → ピラミッド→スフィンクス(東側出口) が最も効率的でスムーズです。
東側エントランスはおすすめしない理由
スフィンクスに近い東側の入口は、以下の理由から 入場には不向き です。
- 週末は特に 大混雑し入場規制がかかりやすい
- ローカル客が多く、観光客にとって歩きづらい
- 売り子や呼び込みも多く、初めての旅行者にはややストレス
- 車の渋滞がひどく、降車場所が混乱しがち
とくに有名なKFCの周辺は「カオス」と言っていいほど混み合うため、最初の入口としてはまったくおすすめできません。

営業時間・おすすめの時間帯
ギザのピラミッドは午前7時にオープンし午後4時までが最終入場になります。混雑を避けてゆっくり観光したい場合は、開場直後に入場するのがおすすめです。特に週末や観光シーズンはツアー客や外国人観光客で非常に混雑するため、午前中に主要スポットを回ってしまえば、午後は比較的ゆったり見学できます。
また、午前中は日差しも強くなる前なので、屋外を歩く際の暑さや紫外線対策もしやすく、快適に散策できます。逆に昼過ぎ以降は日差しが強くなるため、帽子や日焼け止め、水分補給をしっかり準備することが重要です。
おすすめの周り方・モデルコース・見どころ(おすすめルート順)
ギザのピラミッドは敷地が非常に広く、どの順番で回るかで満足度が大きく変わるスポットです。敷地内には無料のシャトルバスも走っているため、徒歩と組み合わせると効率よく見学できます。
最もおすすめのルートは、
ビジターセンター(メインゲート)から入場 → パノラマ → メンカウラー王 → カフラー王 → クフ王 → スフィンクス(東側ゲートから退場)
という流れです。
まずはビジターセンターから無料シャトルバスを利用してパノラマポイントへ。体力に余裕がある人は、ここからメンカウラー→カフラー→クフ王ピラミッドへ歩いて巡ることもできます。最後にスフィンクスを見学し、東側ゲートから退場するルートが最もスムーズで、移動ロスも少なく済みます。
このルートなら、ギザ三大ピラミッドの見どころを効率よく網羅でき、写真撮影にも最適です。


① パノラマポイント(Panorama)
まず最初に向かうべき場所がここ。敷地内の無料シャトルバスでアクセスできます。
三大ピラミッドが一直線に並ぶ絶景を撮影できる、一番のフォトスポット。エジプト旅行の「これぞピラミッド!」という写真は、ここから撮られています。

- 三大ピラミッドがバランス良く並ぶ王道ショット
- 砂漠の広がりとピラミッドが収まる壮大な構図
- ラクダを入れて撮ると「エジプト感」が一気に増す
- 午前中は光の向きが良く、写真が美しい
この後は、再びシャトルバス、または徒歩でメンカウラー王のピラミッド方面へ進みます。
② メンカウラー王のピラミッド(Menkaure)
三大ピラミッドの中で最も小さい「末っ子」。実際に近づくと規模感は十分で、見応えがあります。

- クフ王やカフラー王のピラミッドとは異なる花崗岩を用いた化粧板
- 小さいぶん形が整っていて撮影しやすい
- 朝の光が当たり、写真の色も良い
ここから北方向へ進み、次は「二番目に大きなピラミッド」へ向かいます。
③ カフラー王のピラミッド(Khafre)
頂上付近に白い化粧石が残っており、「当時の姿」を最も想像しやすいピラミッド。遠くから見るとクフ王より大きく見えてしまう錯覚を起こすことで有名です。

- 頂上の白い部分が現存する貴重な外装
- 横幅・角度が美しく、写真映えする
- 少し高台に位置するため、迫力のある写真が撮れる
ここまで来ると三大ピラミッドを体感でき、次はいよいよ最大のピラミッドへ。
④ クフ王のピラミッド(Khufu:Great Pyramid)
世界七不思議のひとつであり、三大ピラミッドの「長男」。高さ約138mの圧倒的スケールは、近づくと写真では伝わらなかった巨大さに驚かされます。

- とにかく石の一つひとつが巨大で迫力満点
- 真下から見上げると視界いっぱいに石が広がる
- ピラミッドの角や影のラインが美しい
クフ王ピラミッド内部(別料金)
クフ王ピラミッド内部見学のチケットを持っている場合は、ここで入場します。


- 狭い通路をかがんで進む“冒険感”
- グランドギャラリーの高さと静けさは圧倒的
- 王の間はシンプルながら神秘的な空気
内部は非常に混雑しており、湿度と気温が高くほぼサウナ状態です。入場した人は例外なく汗だくで戻ってくるほどなので、体調管理には注意してください。
クフ王ピラミッドの内部を見終えたら、敷地を東側へ下り、次の見どころであるスフィンクスへ向かいましょう。
⑤ スフィンクス(Great Sphinx)
人間の顔とライオンの体を持つ巨大石像。ピラミッドと並ぶエジプトの象徴で、カフラー王の守護像とされる説が有力です。

- 顔の表情が近くで見ると意外と繊細
- 背後にピラミッドが収まる最高の構図
- 午前〜昼前は逆光になりにくい
見学後はそのまま東側ゲートから退場できるため、次の目的地(大エジプト博物館/Uber乗車)にも移動しやすいルートです。
大エジプト博物館の記事についてはこちらをご覧ください⬇️
絶対に気をつけるべき注意点
ピラミッド観光は一生に一度の体験ですが、その分、観光客を狙ったトラブルも非常に多いエリアです。初めて訪れる人がつまずきやすいポイントを整理しました。
ラクダ/馬車のぼったくり
ピラミッド周辺には、ラクダ乗り・馬車の客引きが多数います。「写真だけ」と声をかけてきますが、乗った後に高額請求されるケースが多発。
- 乗るつもりがないなら、目を合わせず完全無視
- 料金は 乗る前に 明確にする(できれば書いてもらう)
- 写真のためだけに近づくと「乗れ」と強引に迫られることも
雰囲気を楽しむだけなら遠巻きに見るのがおすすめ。
写真撮影のチップ
ピラミッドには「フォトマン」と呼ばれる自称ガイドがいて、「写真撮ってあげる」→撮影後にチップを要求という流れがテンプレ。
- 基本は頼まない
- スマホを渡すと返してもらえないトラブルもある
- 撮るなら友人・自撮り・三脚の方が安心
「無料」と言われても、最後に必ずチップを求められると思っておいたほうがいいです。
ガイドを装う「自称スタッフ」
制服に似た服を着て、「チケット見せて」「案内するよ」と話しかけてくる人がいます。
公式スタッフに見えても大半は自称ガイドで、あとからチップを要求。
- 公式スタッフは 明確な制服+IDカード
- 不安な場合はチケットゲートの警備員に確認
- 不要なら「No thank you」で通す
案内してもらう価値はほぼないので、必要なければ関わらないのが吉。
ペットボトル水が観光地価格
ピラミッド内の売店は非常に高く、5〜10倍近い価格で水が売られていることも珍しくありません。
- 市内で事前に購入して持参(ホテル近くのスーパーや売店推奨)
- 500mlでは足りないので 1L前後 がおすすめ
- カイロは乾燥しているため脱水に注意
エジプト旅行でよくあるトラブルや注意点についてはこちらの記事をご覧ください⬇️
持ち物・服装アドバイス
ピラミッド観光を快適にするために、最低限これは持っておきたいというアイテムリストをまとめました。
- 水(1L以上推奨)
脱水対策に必須。乾燥しているため喉が渇かなくても少しずつ飲むのがポイント。 - 帽子・日焼け止め
炎天下で影が全くないため、直射日光を避ける工夫が必要。 - モバイルバッテリー
写真・動画・Uber呼び出しでバッテリー消耗が激しいです。外で充電できる場所はほぼありません。 - スニーカーが必須
砂地+石段が多く、サンダルだと歩きにくく滑りやすいです。歩く距離も長いため、クッション性のあるスニーカーが最適。 - 小額紙幣(トイレ・チップ用)
10〜20EGP程度の紙幣が役立ちます。大きい紙幣しかないと、お釣り問題でさらにトラブルの元に。
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まとめ
ギザの三大ピラミッドは、エジプト観光のハイライトであり、圧倒的なスケールと歴史を体感できるスポットです。本記事では、チケットの種類と購入方法、Uberでの安全なアクセス、効率的な周遊ルート、内部見学の注意点、見どころの順序などを解説しました。
訪れる際は、事前の準備や持ち物、水分補給、日差し対策、現地通貨の用意をしっかりしておくことで、安心して観光を楽しむことができます。初めてのギザ観光でも、本記事を参考にすれば無駄なく効率的に回ることができ、外国人料金や客引きといったトラブルも避けやすくなります。
ギザ観光を計画している方は、この記事をガイドとして活用して、ピラミッドの壮大な世界を思う存分楽しんでください。
40代独身無職のゆる生活 Yuru Life Journal 
