杵築市は、FIRE・セミリタイアの聖地としても知られ、日本一賃貸が安い街とも言われる、城下町の風情が残る静かな街で、豊かな自然に囲まれたのんびりとした暮らしが魅力です。しかし、地方では「車がないと生活できない」と言われることも多く、「杵築市で車なしでも暮らせるのか?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、杵築市の中心部に住めば、バスや電車を利用して日常生活を送ることは十分可能です。ただし、早朝・深夜の移動や交通手段の選択には工夫が必要になります。そこで今回は、杵築市内の移動手段や、大分・別府・福岡といった主要エリアへの公共交通アクセスを詳しく解説し、車なしで快適に暮らすためのポイントを紹介していきます。
公共交通機関の基本情報
バス
大分交通・国東観光
大分北部エリアを中心に運行するバス会社で、JR杵築駅や大分空港への路線を運営しています。国東観光は大分交通の子会社です。

杵築市コミュニティバス
杵築市内の移動手段として、市が運行を委託しているコミュニティバスがあります。市内を循環し、JR杵築駅へのアクセスも可能です。運行は平日のみで、午前2便・午後2便の1日4便が運行しています。
電車
JR杵築駅(JR日豊本線)
杵築市の鉄道アクセスは JR日豊本線 (にっぽうほんせん)です。市内中心部からバスで約10分の距離にあるJR杵築駅から、別府・大分・佐伯方面や、行橋・小倉・門司港方面へ電車で移動できます。

タクシー
本記事ではタクシーでの移動は含めていませんが、杵築市内には24時間対応のタクシー会社が2社あります。万が一の際にも利用できるので安心です。特に、早朝や深夜などバスの運行がない時間帯には、移動手段としてタクシーが便利な選択肢となるでしょう。
杵築国東合同タクシー
電話:0978-62-2220

三光タクシー
電話:0978-62-2800

主要エリアへのアクセス
杵築駅のアクセス
杵築バスターミナルを起点とし、杵築駅までのルートを解説します。
大分交通バス(平日・土日祝運行)
ルート:「新道経由」(観光エリア・市役所前を通る)または「中平経由」(県道49号を通る)
本数:朝の時間帯は比較的多めですが、日中は1時間に1〜2本程度
最終便:平日20時頃、土日祝18時台(夜遅くの移動には注意が必要)


杵築市コミュニティバス
杵築市コミュニティバスの運行は平日のみで、毎日4便運行しています。
ルート:市内循環コース
運行本数:1日4便

JR杵築駅から別府・大分へのアクセス
JR杵築駅からは、別府や大分、佐伯方面への電車が運行されています。
普通列車:1時間に1〜2本
特急列車:1時間に1〜2本。所要時間は短いが、繁忙期と通常期で料金が異なる。特急券が必要。
| 出発 | 到着 | 乗車時間 | 乗車券 | 自由席券 | |
| 普通列車 | 杵築 | 別府 | 約23分 | 約480円 | |
| 大分 | 約35分 | 約660円 | |||
| 特急列車 | 別府 | 約14分 | 約480円 | 約500円 | |
| 大分 | 約23分 | 約660円 | 約750円 |
杵築駅の最終バスに間に合うためには
市内中心部へバスで戻る場合は、18〜19時台の電車に乗る必要があります。最終バスの時間が早いため、遅い時間の帰宅は難しく、事前の計画が重要です。
また、杵築駅までは自転車で行くことも可能です。距離はややありますが、バスの時間を気にせず移動できるため、自由度が高い選択肢となります。

大分空港へのアクセス
バス利用(大分交通):杵築バスターミナルから約30分
料金:約720円
最終便:平日20時台、土日祝18時台

早朝便に注意!
大分空港発 東京(羽田)7:40発 の便に乗る場合、始発バスでは間に合わないため、タクシーの利用が必要です。
福岡(博多)への移動
JR杵築駅から博多へ行くには、行橋・小倉・門司港方面行きの特急電車に乗車します。
ルート①:乗り換えなし(直通)
杵築駅 → 博多駅(特急)
料金:乗車券約3,300円 + 特急料金約2,200円(合計約5,500円)
乗車時間:約2時間
ルート②:小倉で乗り換え(早くて少し安い)
杵築駅 → 小倉駅(特急) → 博多駅(新幹線)
料金:乗車券約3,240円 + 特急料金約2,190円(合計約5,430円)
乗車時間:約1時間半
日常生活での不便さは?
市内移動のしやすさ
杵築市の中心部に住んでいれば、スーパー・病院・市役所などの生活必需施設へのアクセスは比較的良好です。自転車があれば、車がなくても日常生活には大きな支障はありません。さらに、ネット通販を活用すれば、市街地まで出かける必要も少なくなるでしょう。
車なしのデメリット
一方で、早朝や深夜の移動は難しくなります。日中であれば公共交通機関を利用できますが、本数は都市部と比べて少なめです。また、雨の日の移動はやや不便になることもあります。特に通勤や通学で杵築駅を利用する場合、バスの最終便が早めの時間に設定されているため、自転車を活用するなどの工夫が必要です。
バスのルートと乗り場の注意点
大分交通のバスには、「新道経由」と「中平経由」の2つのルートがあり、時間帯によって運行ルートが異なります。そのため、最寄りのバス停から必ず乗れるとは限りません。両ルート間の距離は徒歩5〜10分程度なので、乗車する便によってバス停を使い分ける必要があります。乗車時は事前にルートを確認しておくとスムーズに移動できます。
まとめ
杵築市での車なし生活は、中心部に住めば十分可能ですが、いくつかの工夫が必要になります。市内の移動は自転車や徒歩でも対応でき、バスや電車を使えば別府・大分・福岡へもアクセス可能です。ただし、バスの本数は限られており、早朝や深夜の移動は難しいため、計画的に行動することが大切です。
また、大分交通のバスは、時間帯によって運行ルートが異なります。そのため、最寄りのバス停が利用できないことがあります。バス停を使い分ける必要があるため、事前にルートを確認しておくことをおすすめします。
全体として、杵築市は車なしでも生活しやすい環境ですが、公共交通の時刻やルートを把握し、自転車やネット通販を活用することで、より快適な暮らしができるでしょう。
40代独身無職のゆる生活 Yuru Life Journal 
