エジプトのピラミッドや古代遺跡を一度は見てみたいと思う人は多いものの、「エジプト旅行ってどれくらい費用がかかるの?」と不安になる方も多いはず。特に海外旅行は出費が読みにくく、予算の目安が知りたいという声をよく聞きます。
そこで今回は、予算20万円で2025年11月に実際にエジプト7日間(カイロ・ルクソール・アスワン)を旅行した時の総費用を詳しく公開します。
航空券・ホテル・食事・観光・移動など、旅にかかった費用をカテゴリーごとに分けて紹介するので、「20万円で本当に行ける?」「どこで節約すればいい?」という疑問を持つ方は、ぜひ参考にしてください。
※ 本記事の内容は、筆者が2025年11月にエジプトを訪問した際の情報を元にまとめています。現地の状況は変更となる場合があります。

※6日目に予定していたアブシンベル神殿の訪問は、体調が優れなかったため市内観光へ変更しています。
エジプト旅行7日間の費用総額はいくら?
【結論:予算20万円で収まりました】
では、実際にかかった費用を紹介していきます。今回のエジプト旅は「予算20万円以内」を目標に計画しましたが、結果としてギリギリ20万円以内に収まりました。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 航空券 | 111,400円 |
| 宿泊費 | 31,000円 |
| 観光・入場料 | 20,100円 |
| 交通費 | 13,800円 |
| 飲食費 | 7,700円 |
| その他 | 7,800円 |
| 合計 | 191,800円 |
当初は「物価が安いからもっと節約できるはず」と考えていましたが、エジプトでは多くの観光地が外国人料金(観光客価格)となっており、想像以上に出費がかさみました。また、国土が広いため、カイロからアスワンまでは直線距離で約700km、道路での移動距離は800〜900kmほどあります。これは日本で例えると、東京から福岡、あるいは東京から札幌へ移動するのに近い感覚です。そのため、国内移動の航空券代も無視できない費用となりました。さらに近年の物価上昇も影響しており、1年前の情報と比べても全体的に価格が押し上げられています。今後もさらに上昇する可能性がある点には注意が必要です。
さらに旅の計画段階で気づいたのは、「7日あればエジプト3都市は十分回れるだろう」という考えが甘かったことです。実際には、カイロ・ルクソール・アスワンの3都市を7日間で巡るのはかなりタイト。主要な遺跡や博物館には行けましたが、それ以外の観光スポットやのんびり街歩きを楽しむ時間はあまり取れませんでした。
そのため、7日間であれば2都市(例:カイロ+ルクソール)に絞る方が、観光の満足度が高いと感じました。特に初めてのエジプト旅行の場合は、無理のないモデルコースにした方が、予算面でも体力面でも安心です。
なお、今回の旅程には、エジプト旅行で人気の「アブシンベル神殿」や「ルクソールの熱気球」は含まれていません。また、日本国内での移動費は居住地によって異なるため、費用には含めていません。為替レートは、クレジットカードの手数料を含めた実費をもとに計算しています。

エジプト航空券の費用 約111,400円

今回の旅では、国際線とエジプト国内線を合わせて約111,400円 となりました。なおエジプトの航空会社は遅延が比較的多く、1〜2時間の遅延は珍しくありません。 旅程は余裕をもって組むことをおすすめします。
航空券の詳細
往路
- 20:30 発 成田国際空港(NRT)
- 翌 3:35 着 カイロ国際空港(CAI)
- 所要:約14時間
復路
- 23:35 発 カイロ国際空港(CAI)
- 翌 18:30 着 成田国際空港(NRT)
- 所要:約11時間
エジプト航空の直行便は、最短でカイロへ到着できる便利なルートです。実際に利用した際は、往路は出発が2時間遅延・到着は1時間遅れ。一方で、復路はほぼ定刻通りでスムーズでした。
- 6:15 発 カイロ国際空港(CAI)
- 7:20 着 ルクソール国際空港(LXR)
- 所要:約1時間
早朝便のため、ルクソールに到着後は丸一日観光に使えるのがメリット。事前に30分のスケジュール変更通知がありましたが、早朝だったため逆に準備時間が増えて助かりました。
- 7:20 発 アスワン国際空港(ASW)
- 8:40 着 カイロ国際空港(CAI)
- 所要:約1時間20分
エアーカイロはエジプトのLCCで、料金を抑えるのに最適です。遅延や欠航を心配していましたが、今回は定刻通りの運行で問題なく利用できました。
エジプト旅行のホテル代 約31,000円

6日間の滞在で、宿泊費の総額は 約31,000円 でした。最終日のカイロでは、深夜の帰国便までの時間を過ごすために、ホテルを宿泊ではなく休憩として利用しました。
実際に利用した宿泊施設

ルクソール駅やルクソール神殿まで徒歩圏内の好立地。ホテルのグレードは高くないものの、スタッフがとてもフレンドリーで、観光情報をいろいろと教えてくれました。
https://www.booking.com/Share-E7NrvL


カイロ中心部にあり、深夜便での帰国前の休憩として利用(費用は一泊分)。プライベートルームを選びましたが、全体的には典型的な安宿という印象で、宿泊者のマナーもやや気になるため、宿泊はあまりおすすめしません。
https://www.booking.com/Share-tdDAKzC

観光地の入場料・チケット代 約20,100円

エジプト旅行で意外と大きな負担になるのが、観光スポットの入場料です。エジプトでは多くの遺跡や博物館でエジプト人料金と外国人料金が別になっており、外国人は数倍〜10倍ほど高い料金を支払うケースも珍しくありません。
さらに、ピラミッド内部やツタンカーメン王の墓といった人気スポットは、基本の入場料とは別に追加料金が必要になります。ピラミッド内部は「せっかく来たのだから」と思い見学しましたが、事前にYouTubeで内部の様子を見ていたこともあり、今振り返ると必ずしも入る必要はなかったかもしれません。
王家の谷でも同様に、ツタンカーメン王の墓は別料金。こちらも内部映像をYouTubeで見ていたため、今回は入場を見送りました。
| 観光スポット・入場料 | 料金 |
|---|---|
| ピラミッド | 約2,350円 |
| クフ王ピラミッド内部 | 約5,100円 |
| 大エジプト博物館 | 約4,900円 |
| カルナック神殿 | 約2,000円 |
| ルクソール神殿 | 約1,700円 |
| 王家の谷 | 約2,550円 |
| ハトシェプスト葬祭殿 | 約1,500円 |
| 合計 | 約20,100円 |
現地交通費(Uber・電車・タクシーなど)約13,800円

現地での交通費は約13,800円でした。ルクソールからアスワンへは電車を利用しましたが、外国人料金が適用されるため、やや割高な移動となりました。
- タクシー代(チップ込み):約7,200円
- 電車(ルクソール-アスワン):約6,600円
エジプトでの移動は何かと手間がかかります。本記事では、エジプト観光の「あるある」と注意点を詳しく解説しています。
食費(飲食費)約7,700円

飲食費は 合計約7,700円。エジプトは全体的に食事が安く、宿泊先のほとんどが朝食付きだったため、費用を抑えることができました。
その他(ビザ・SIMカード・自転車レンタルなど)約7,800円

その他の細かな費用は以下の通りです。
- アライバルビザ:約4,000円(25ドル)
- SIMカード(Vodafone 15GB):約1,500円
- レンタル自転車:約1,200円
- その他雑費:約1,100円
エジプト旅行の費用を節約するコツ
海外旅行の費用は、航空券によって大きく左右されます。実際、今回のエジプト旅行でも 全体費用の約60%を航空券が占めていました。そのため、まずは安い航空券を確保することが節約の最大のポイントになります。

航空券を安く買う方法

私は Google Flights を使って最安値の航空券を比較しました。エジプトのベストシーズンは一般的に 10月〜4月 とされており、この期間は航空券が高騰しやすくなります。日程を柔軟に調整したり、検索ツールを活用して価格の安い日を狙うことで、費用を大きく抑えることができます。
当初は「他の国を周遊するのも良さそう」と考えましたが、予算の関係で エジプトのみ に絞って旅程を組みました。幸い、成田からはエジプト航空の直行便があり、2025年10月からは週1便から週2便へ増便 されています。
エジプト国内の移動について
最も悩んだのが 国内移動手段の選択 でした。主な選択肢は「飛行機/電車/バス」の3つです。
- 最安はバス:ただし所要時間が長く、体力的な負担が大きい
- 電車は外国人料金が適用:ローカル料金が使えず割高
- 飛行機は早めに満席・高額になりやすい:特にハイシーズンは売り切れやすい。ただし、LCCをうまく使えば安く短時間で移動可能
私は 「安い便を見つけて先に確保し、その時間に合わせて旅程を組む」 という方法を採用しました。その結果、早朝便が多めのスケジュールになりました。
航空券を安く手に入れるには、渡航時期を ある程度フレキシブルにすること が重要です。逆に時期が固定されていると選択肢が限られ、航空券だけで20万円以上になることもあります。
Google Flights には、価格変動を通知してくれる 「価格トラッカー」 があるため、価格が下がったタイミングを待って予約するのも有効です。

ホテル代を抑える方法

エジプトは宿泊費が比較的安く、1泊3,000〜5,000円クラスのホテルが特にコスパ良好です。この価格帯でも、朝食付き・清潔・立地が良いホステルや中級ホテルを見つけることができます。複数人で旅行する場合は、1人あたりの負担がさらに抑えられます。
今回の旅では、アスワンで1泊1万円のホテルに2泊したため、ここをもう少し抑えれば総額を節約できたと感じました。エジプトでは価格と快適さはある程度比例しますが、たとえ1万円クラスのホテルでも、
- 近隣の騒音(クラクション・アザーン・野良犬の鳴き声)
- シャワーのお湯が安定しない
- Wi-Fiが弱い
といったエジプトならではの不便さは多少あります。それでも、どの宿でもスタッフは総じて親切でした。
予約はすべて Booking.com を利用し、口コミや評価を重視して選びました。ただし注意点として、クレジットカード払いに対応していない宿が意外と多いため、チェックイン時に現地での現金払いを求められる場合があります。外国人は原則として米ドル払いが基本とされているため、現金をあまり持っていないと支払いで困ることもあります。
実際、私も米ドルが足りずに焦りましたが、幸いなことに 残りの金額をエジプトポンドで支払わせてもらえるなど柔軟に対応してもらえました。とはいえ、こうした状況を避けるためにも、クレジットカード決済が可能なホテルを選ぶほうがスムーズで安心です。
観光費の節約ポイント

観光スポットの入場チケット。ここは節約が難しい部分ですが、追加料金が必要なスポット、たとえばピラミッド内部やツタンカーメン王の墓などは、チケットが高価で混雑も多いため、あえて入らずYouTubeの解説動画で補うのも一つの方法です。
現地移動の節約方法

交通費を抑えたい場合、ローカルのバスや乗り合いバスが最も安価です。価格交渉や翻訳アプリでのやり取りが必要になる場合もありますが、節約効果は大きいです。(ただし難易度は高い)
ルクソールでは、レンタル自転車を活用することで、観光地巡りが格段に快適になりました。移動の手間を減らし、効率的に観光できます。
ルクソールを自転車で巡る半日モデルコースはこちらの記事をご覧ください⬇️
カイロからルクソール、ルクソールからアスワンへの移動は、費用を抑えたいならバスが最安です。電車は外国人料金が適用されるため割高になりがちですが、バスなら電車の半額以下で移動できる場合もあります。私はバスのレビューがあまり良くなかったため、快適さを優先して電車を選びました。しかし、駅には案内も電光掲示板もなく、利用難易度は高め。さらに1時間半の遅延もあり、果たして最適な選択だったかは判断が難しいところです。
飲食費の節約方法
飲食費は比較的節約しやすく、ローカルのお店を利用すれば非常に安く済みます。実際、500円以下でも満足できる食事を楽しめることが多く、特に国民食のコシャリは安くて腹持ちが良いため、節約派には最適です。量も多いため、毎食しっかり食べるとお腹がいっぱいになり、むしろ太りそうなくらいでした。

一方、空港や観光地内のカフェ・レストランはヨーロッパ並みに高額なので、節約したい場合は迷わずローカル店を選ぶのがポイントです。
また、多くのホテルでは朝食付きが一般的で、早朝チェックアウトに合わせて「朝食ボックス(Breakfast Box)」を作ってくれるところもあります。移動が多い旅では非常に便利で、無駄なく食費を抑えることができます。

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まとめ:エジプト旅行は20万円で十分可能!賢く計画すれば満足度も高い
エジプト旅行は「物価が安い」というイメージが先行しがちですが、実際には外国人向け料金の影響で観光費用がやや高くつく場面があります。また、近年の物価上昇も無視できず、予算計画には注意が必要ですが航空券と宿泊をしっかり押さえれば、予算20万円でもカイロ・ルクソール・アスワンの3都市を巡ることは可能です。
ポイントは以下の通り:
- 航空券選びが最大の節約ポイント。Google Flightの価格トラッカーが便利
- 宿泊費は3,000〜5,000円帯のホテルが狙い目
- 観光スポットは追加料金の有無をチェックし、優先順位を決める
- ローカル交通を使えば移動費を大きく節約できる
- 飲食費はローカル店を中心にすればかなり安く抑えられる
ただし、7日間で3都市を回るのはかなりタイトです。余裕をもってゆったり楽しみたい場合は、カイロ+ルクソールなど2都市に絞ることをおすすめします。3都市を巡る場合は日数を増やし、予算は25万円ほど見込むと安心です。
初めてのエジプト旅行は不安も多いですが、費用の内訳を把握しておくことで、想定外の出費を抑えながら安心して旅を楽しむことができます。これからエジプト旅行を計画している方は、ぜひ本記事の費用を参考にしてみてください。
40代独身無職のゆる生活 Yuru Life Journal 


